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厳寒の渓流にいたカワガラス

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 厳冬期の高原で、野鳥観察をしようと遠出をしてきました。雪が深く積もっているだろうと、車にスノーシュー(モンベル製のスノーポン)を積んでいきました。現地に着いて、ハイキングコースを確認すると、スノーブーツだけでも十分に安全な歩行ができると確認できたので、携行しないで出発しました。スタート地点からは順調に歩みを進めましたが、途中からハイキングコースが通行止めになっていて、迂回路を進むことになりました。ところがそこは雪が深く降り積もっていて、歩くのに往生するほどのコースとなっていました。スノーシューを携行しなかったことを悔やみましたが、後の祭りとなってしまいました。そのまま目的地まで歩くことになりましたが、雪中ラッセルしながらでしたから、汗をかいて目的地に到着しました。
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 目的地に到着して、そこで野鳥観察を始めましたが、すぐに確認できたのがこのカワガラスでした。雪が降り積もっているフィールドの中でしたが、流れる川の中は冷たくないのでしょうか?
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 冷たい渓流の中に潜って、餌取りをしていたカワガラスを撮影していたら、突然飛び立ってくれました。秒間10コマで撮影していましたから、その瞬間が上手く捉えられていました。
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 雪が降り積もる冷たい渓流の中でしたが、ここでカワガラスは餌となる川虫を捕まえていました。よくこんな獲物が捕らえられるものだと、撮影した写真を見ながら感心してしまいました。
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 渓流の流れの中に佇んで、仰ぎ見る先には何が見えていたのでしょうか? 過酷な環境である渓流の中に生活する、このカワガラスの生命力の強さを感じさせられました。
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 この日、渓流の中に生息する、カワガラスの撮影に使用した機材は、オリンパス E-M1mkⅢ + ED100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-14(換算280-1,1200mm相当)でした。厳寒の中でも、全く問題なく撮影してくることが出来ました。

by coffeeto-p3 | 2021-03-02 06:00 | 自然 | Comments(0)
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