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ボート池にいたトモエガモ

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11月28日(土)から29日(日)にかけて、栃木県真岡市の井頭公園へ行って来ました。直前の予定変更で選定した探鳥地でしたから、現地の様子をよく確認しないままに足を運んでしまいました。現地に到着して確認したところ、公園の駐車場の利用時間は午前8時30分から午後5時30分ということで、車中泊が出来ないことが分かりました。仕方がないので、近くの道の駅を利用することにしましたが、公園のスタッフに確認したところ、駐車場は午前7時30分頃には開場すると教えてもらいました。表示された時間より、1時間早く入場できることが分かりましたから、ちょっと得した気持ちで、車中泊予定地の道の駅に向かうことが出来ました。情報を頂いたお陰で、翌日は早めに公園に到着して、午前8時前から探鳥を始めることが出来ました。日が短くなっている季節ですから、探鳥時間を少しでも多く確保できるのは、有り難いこととなりました。
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さて、今回紹介しているのは、2日目に撮影したトモエガモの写真です。前日は湿性植物園の池で撮影しましたが、この日は多くのカメラマンが集まっていたのに、そこにトモエガモの姿はありませんでした。
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前日に撮影できていましたから、早々に諦めて公園内の散策をすることにしました。園内を一回りして、ボート池の周りを歩き始めたところ、トモエガモはこの日はこちらに移動して、間近にその姿を見せてくれました。
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ボート池にいたトモエガモを観察していたら、羽を広げて羽ばたく様子を撮影することが出来ました。図鑑によれば、翼鏡は緑色の光沢があり、その羽先は白く線状になるとされていますが、構造色なのか、緑色の光沢は確認できません。
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翼の下面がよく分かる状態で写っていました。下雨覆は暗褐色ですが、それ以外は白色です。前日は殆んど動きがなく、ただ浮かんでいるだけの写真しか撮れなかったのですが、このように動きのある写真が撮れて、2日目の収穫となりました。
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トモエガモは、日本海側で越冬する個体が多くいるようですが、関東地方で見られることは少ないようです。だから偶然でも出会うことができると、凄く嬉しくなるカモの仲間です。
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このトモエガモの撮影に使用した機材は、オリンパス E-M1mkⅢ + ED100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-20(換算400-1,600mm相当)でした。広いボート池の中ですから、2倍テレコンを装着した超望遠ズームが、強い味方になってくれました。

by coffeeto-p3 | 2020-12-15 06:00 | 自然 | Comments(0)
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