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漁港にいたセグロカモメ

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11月第3週の週末に、銚子漁港へカモメ類の観察に行って来ました。本格的な冬シーズンの到来を目前に、たくさんのカモメ達が集まっているだろうと、期待を膨らませて足を運びましたが、意に反して漁港を囲む堰堤の上には、少数のカモメ類が並んでいるだけでした。ちょっとガッカリするような状況でしたが、少ないなりに一羽一羽をしっかりと写してこようと、気持ちを切り替えて撮影に臨みました。幸いお天気に恵まれて、風もなく穏やかな日和となりましたから、落ち着いてシャッターを押してくることが出来ました。
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カモメ類がたくさん集まる最盛期には、銚子漁港のこの堰堤の上に、隙間なく並んでいるはずですが、この日はほとんど姿が見られず、このセグロカモメが一羽で佇んでいるだけでした。
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こちらは外川漁港の岸壁近くにあった、街路灯の上に止まっていたセグロカモメです。二つに分かれた街路灯の、それぞれに一羽ずつ止まっていますが、雲ひとつない晴天のお天気に恵まれて、居心地の良い場所だったのでしょうか?
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こちらの個体は、全身が暗褐色の羽衣をしていて、くちばしも黒色です。体の大きさは、成長と変わりませんが、今年生まれた第一回冬羽の個体ですね。セグロカモメは概ね4年かけて、成鳥になるようです。
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漁港の岸壁に、一羽だけで佇んでいる姿は物悲しさも感じます。コロナ対策で三密を避けている訳でもないでしょうが、間もなく大勢の仲間たちが飛来して、大変な賑わいになることでしょう。
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今回紹介しているセグロカモメの撮影に使用した機材は、オリンパス E-M1mkⅢ + ED100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-20(換算400-1,600mm相当)でした。ジッとして動かない相手の撮影でしたが、三脚なしの手持ちで撮影してきました。
by coffeeto-p3 | 2020-12-05 06:00 | 自然 | Comments(0)
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