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岸壁のイソヒヨドリ

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千葉県の銚子漁港には、もうそろそろカモメ類がたくさん集まっているだろう。利根川沿いの道を走れば、途中でタゲリが見られるかもしれないと、11月第3週の週末に足を運んできました。往路の途中で、タゲリの姿を探しながら車を走らせましたが、今回はその姿を見つけることは出来ず、時期的にまだ少し早かったのかなと思いました。帰り道はカーナビで平場の最短路を案内させたところ、旭市郊外の広域農道を走っている途中で、タゲリの3〜40羽ほどの群れが飛翔している姿が目に止まりました。瞬間、写真に撮りたいと思いましたが、広域農道で後続車がたくさん繋がっています。そこで停車できませんから、曲がれるところがあったら戻ろうと思いました。ところが暫く走っても、曲がれるような道がありません。仕方ありませんから、タゲリの撮影は諦めることにしました。しかし、帰る道々あのタゲリの群れが脳裏に浮かび、かなり走ってからでも戻ればよかったと悔やまれてなりません。これは良い教訓となりました。これからは、車を走らせていても、撮影したい対象がいたら、必ず戻って探してみることに決めました。結果が出るかどうかは分かりませんが....。
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さて、今回紹介しているのは、外川漁港で撮影したイソヒヨドリの写真です。銚子漁港でカモメ類の撮影を済ませた後、外川まで足を伸ばしてみたところ、漁港の岸壁にこの姿を見つけることが出来ました。
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全身暗褐色の羽衣ですが、胸から腹にかけてごま塩の斑がビッシリと出ています。これはイソヒヨドリのメスですね。初めて見たときは、イソヒヨドリとは分からずに、頭の中が混乱したことが懐かしい思い出です。
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こちらの個体は、背面から胸にかけて青色味のある暗灰褐色で、腹部はレンガ色のツートンカラーの羽衣をしています。一目でイソヒヨドリのオスの個体であることが分かります。
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さてこちらの個体は、メスと同じように胸から腹にかけては、暗色のごま塩の斑が出ていますが、背面の羽はオスのような青色味のある暗灰褐色です。これはメスではなく、今年生まれのオスの個体ではないかと思いました。
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撮影に使用した機材は、オリンパス E-M1mkⅢ + ED100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-20(換算400-1,600mm相当)でした。この日はカモメ類の撮影のため、2倍のテレコンを装着していましたから、このイソヒヨドリの写真もそのままの機材で撮影しました。
by coffeeto-p3 | 2020-11-29 06:00 | 自然 | Comments(0)
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