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まだ残っていたキビタキ

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各地からハクチョウが飛来したという、ニュースが入ってくるようになりました。秋の装いが日一日と色濃くなって、夏鳥と冬鳥の入れ替わりが本格化してきているようです。これからは、ガンカモ類や冬の小鳥達が、次々に渡来してくることでしょう。一年を通して野鳥観察をしていると、こうした変化がまた楽しいものとなります。各地の探鳥地は季節に応じてその景色を変え、そこで観察できる野鳥も入れ替わりますから、四季折々に訪ねてみると思い掛けない出会いがあるものです。でも、これからどんどん寒くなってきますから、防寒対策もしっかりしていかないと、楽しいはずの野鳥観察が、辛いものになっては話になりません。特に、標高の高い探鳥地は一段と冷え込みますから、訪問する時は早い時期から、しっかりとした防寒対策が欠かせません。
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さて、今回紹介しているのは、10月第1週の週末を利用して足を運んだ、奥日光の戦場ヶ原で撮影したキビタキの写真です。現地は標高が1400mほどもありますから、早朝の気温は6〜7度くらいまで冷え込み、既に冬が到来したと感じさせるような陽気でした。
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それでも昼間の気温は、15度くらいまでは上がってくれました。ソフトシェルのアウターを着て、ちょうど良いくらいです。都内より1〜2ヶ月くらいは季節が早く進んでいるようですが、そんな陽気の中でもこのキビタキは、まだ残っていてくれました。
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今回は、戦場ヶ原の木道が補修工事のため通行止めになっていましたから、小田代ヶ原へ行ったり、光徳周辺へ足を伸ばしたり、かなり広範囲に歩き回って野鳥を探すことになり、ちょっと苦戦を強いられました。
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いつも歩いているコースとは違うところが多くて、情報もありませんから野鳥を探すのに手こずりました。かなりの距離を歩いて、足取りも重くなりがちでしたが、赤沼の駐車場に戻ってきたら、その直ぐ脇で鳴いていたこのキビタキを見つけることが出来ました。
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このキビタキの撮影に使用した機材は、オリンパス E-M1mkⅢ + ED100-400mm F5.0-6.3 IS(換算200-800mm相当)でした。車に戻って一旦機材を収納した後でしたが、鳴き声が聞こえたので慌てて引っ張り出して探したところ、直ぐ間近に撮影することが出来ました。
by coffeeto-p3 | 2020-10-15 06:00 | 自然 | Comments(0)
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