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霧ケ峰で今年もノビタキと遭遇

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8月3日(土)から4日(日)にかけて、1泊2日の予定で長野県の霧ヶ峰へ足を運んできました。霧ケ峰は、昨年6月中旬にノビタキやホオアカなどの高原の野鳥を撮影するために訪問してきましたが、期待以上の成果を上げることが出来ました。今年もあの感激をもう一度という気持ちで、早い時期から行く予定でいましたが、今年は記録的な日照不足が象徴するように、天候不順な日が続いたことと、うちのカミさんの入院がこの時期に重なってしまったことなどがあって、予定が延び延びになっていました。やっと決行することが出来たのですが、昨年とは違ってノビタキもホオアカも、幼鳥がよく目立つような状況でした。
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昨年は2泊してゆっくり滞在できましたが、今年は退院間もないカミさんの体調もあって、1泊だけの日程としました。初日は、車山肩の駐車場に車を停めて、蝶々深山へと続く登山道の周辺と車山湿原を歩いてきましたが、ノビタキは子育ても最終段階のようです。大きな餌を咥えた♂の成鳥が撮影できました。
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初日は、カミさんの食事を作り、一緒に自宅で朝食を済ませてから、ゆっくり出発しました。現地への到着は午後1時を回ってしまいましたが、到着直前の昼前から夕立のような通り雨が降っていて、そのせいか気温が21度という涼しさでした。間もなく雨が上がって陽が射すと、高原とはいえ暑いこと暑いこと。それでも夕方の車山湿原周辺には、また涼しさが戻ってきてくれました。
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この写真は車山湿原の周辺で撮影しましたが、このノビタキは胸に縦斑がはっきり出ているところから、今年生まれの幼鳥であることが分かります。もうしっかりと飛び回っていましたが、それでも親に餌をねだる様子も観察できました。
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大きな餌を咥えてきたこの♂の成鳥も、若いヒナに餌を与えるために運んできたものと思います。夕闇が迫った車山湿原では、子育てに忙しいノビタキの姿を観察してくることが出来ました。
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こちらはノビタキの♀の成鳥になります。長い間、巣の中で抱卵を続けてきましたが、既にヒナは巣立っていますから、自分でも餌を探し回ることが出来るようになりました。
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撮影に使用した機材は、オリンパス E-M1mkⅡ + 300mmF4 + MC-14(換算840mm相当)です。広い草原では、力不足も感じますが、手持ちでも十分に撮影できますから、歩き回って撮影してくるには、とても有難い機材です。

by coffeeto-p3 | 2019-08-14 06:00 | 自然 | Comments(0)
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