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朝霧高原にノビタキの親子

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今年は記録的な日照不足の日が続きましたから、早い梅雨明けが待ち遠しく思われていました。ところが一旦梅雨が明けると、強烈な日差しとともに猛暑の日々が到来しました。予想していたこととはいえ、何とも堪まりません。今の職場は、10時から仕事が始まりますから、家を出るのが朝9時過ぎです。早朝の時間帯であれば、まだ幾らか涼しさも感じられますが、この時間になると強い日差しを受けて、駅まで歩いて行くだけで暑さにグッタリしてしまいます。ダルくなった体を、電車のエアコンが癒してくれます。これまで、職場までは一駅前で降りて、ウォーキングするのを日課にしていましたが、この暑さの中では健康管理のため控えた方が良さそうです。安易な方向へ流れてしまうような気もしますが、若い時ならいざ知らず、年齢相応に無理はしないで健康管理に努めたいと思うこの頃です。
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朝一番の仕事は、愛犬チョコちゃんのお散歩に付き合うことですが、梅雨明けしてからは、早朝でもあまり涼しさが感じられません。散歩中でも舌を出してハアハアするような状況ですから、暑さに参っているのは人間だけではないようです。
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梅雨明け前の7月21日(日)に、富士山の麓に広がる朝霧高原へ出掛けてきました。初夏の高原で繁殖する、野鳥たちを観察することが目的でした。一番の目的は、コヨシキリの写真を撮ることにありましたが、ノビタキも外すことが出来ません。
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草原の中に作られた畑の周囲には、電気柵が巡らされていました。その上に留まっていたのが、このノビタキのメスの個体でした。この畑の周辺を、ノビタキのファミリーが元気よく飛び回っていました。
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草むらの中から、ジジジジッと鳴く声が聞こえてきました。ノビタキのファミリーが鳴き交わしていたようです。声のする方向を探してみたら、ノビタキの幼鳥が見つかりました。
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頭部から背面にかけて、羽縁の淡色の縁取りが、縦斑のように見えるのが幼鳥の特徴です。親から餌を貰おうと、草の上に留まって大きな声でアピールしていました。
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こちらはノビタキの成鳥オスです。頭部と背面は黒色で腹部は白色ですが、喉の部分にオレンジ色の斑があるところが特徴です。独特のジジジジッという声を響かせながら、草原の中を飛び回っていました。
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朝霧高原で観察したノビタキは、今回紹介したファミリーだけでした。ホオアカはたくさんいたのに、ノビタキは少ない感じでした。撮影に使用した機材は、オリンパス E-M1mkII + 300mmF4 + MC-14(換算840mm相当)です。広い草原を歩き回ってくるには、このくらいの軽量なものでないと、移動も大変です。

by coffeeto-p3 | 2019-08-02 06:00 | 自然 | Comments(0)
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